見えない劣化を可視化する!ドローンの赤外線カメラでダムを診断

ドローンが変える、ダム点検の常識

皆さんはダムの点検方法について知っていますか?
今までの点検方法はダムの壁面に対して足場をんだり、傾斜が厳しい場所では専用のロープと安全装置を使って点検していました。
ですが、近年では赤外線カメラを搭載したドローンが注目され始めました。

では、ドローンでどんな点検が行えるのか見ていきましょう!

ドローンによる点検は主に2つの項目に有効です。

1.壁面のひび割れ
2.漏水

1はコンクリートのひび割れ部分から熱が逃げやすいため、周囲と比べて温度が異なります。
2は水が浸入している箇所などは周囲と比べて温度が異なります。
どちらも温度差を可視化することで早期発見が可能になります。


ここからはドローンを導入することで起こる変化について見ていきます。


人員の安全確保

ダムの管理や維持において、対応しづらい課題の一つが点検です。
人力での検査は多大な体力と時間を要し、けがや事故の危険も伴います。
その部分を最新のドローンに置き換えることで人員の安全性を大幅に向上させることができます。


時間短縮とコスト削減

ドローンの導入で3つのことが削減できます。

1.人件費
2.機材費
3.作業時間

1は点検に必要な人員を削減できます。
2は足場や専用ロープなどの点検費用の削減です。
3はドローンによる機動性と広範囲の点検による作業時間の短縮です。

これらのことからドローンを用いたダムの点検は、従来の方法に比べて時間の短縮とコスト削減が期待できます。


まとめ

ドローンの技術は進化し続けており、ダムの点検でもより安全に、より高精度で点検が可能になると期待されております。
赤外線カメラはダムの点検の他にも、建築物や橋梁の点検にも効果的で重要な技術になっています。

今後、inflightでは最新の技術を取り入れつつお客様に最適なサービスを提供し続けてまいります。