建設現場では、進捗管理や出来形確認、土量計算など、日々の業務において
正確な地形データの把握が欠かせません。
一方で、従来の測量方法では、現場の状況や作業環境によって多くの時間や人手が必要になる場面もありました。
建設現場を監督する方々の課題
・ 測量範囲が広く、時間と人手がかかる
・立ち入り困難な場所がある
・記録や共有の遅れ
こうした課題に対して、近年普及が進んでいるドローンを活用した写真測量が有効です。
当社ではZenmuse P1という45MPフルサイズセンサーカメラを利用した航空写真測量サービスを提供しています。
このカメラは従来機(例:Phantom 4 RTK)と比較してとても高い性能です。
画素数は従来機と比べ約2倍でセンサーサイズでは約4倍の性能のカメラであり、このサイズで撮影することにより、これまでよりも格段に早い写真測量が可能となりました。
精度としては「i-Construction」の基準を満たしており、OBJやLASなどの拡張子で納品いたします。
本来であれば2〜3日かけて行うような現況測量も上記カメラを利用した航空写真測量の場合だと約1時間程度で測量出来ます。
※その後当社での3Dモデル構築作業に時間がかかりますので、実際の納品は1週間程度お時間をいただいております。
測量データはそのままでも現場の確認等に使うことができますが、点群編集ソフトなどで編集することで出来形報告などにもご利用いただけます。
※当社では点群編集ソフトを使った出来形作成サービス等は提供しておりません。
現場での主な活用例
・造成工事・基礎工事での土量計算
・施工前・中間・竣工時の3Dモデル比較
・重機配置や作業エリアの安全確認
・発注者・協力業者との情報共有資料の作成
・BIMでの活用
まとめ
当社のドローン測量なら広範囲の測量でも、i-constructionの基準を満たした精度で短時間で測量が可能であり、オルソ画像や3Dモデル、点群など様々なデータが取得できます。
これにより建設業界の記録・共有の迅速化を実現し、「i-Construction」の推進と施工管理・現場の生産性向上を支援してまいります。