Inflight
2024年、愛知県東郷町の尾三消防本部にて当社が会員となっている特定非営利活動法人ドローン研究開発機構と中部大学が共同で行う消防ドローンを用いた実証実験を実施しました。
この実験は、アパートやマンション、消防車が入れない場所で発生する火災を想定しドローンが消火ボールを投げ入れることで鎮火させることを目的としています。
高さ5m地点で火災があったと想定して、ドローンに取り付けた投擲装置で消火ボールを火元に投げ入れて鎮火させるという内容です。
当社では消防ドローンの操作と火の着火を手伝わせていただきました。
実験によりドローンによる消化ボールでの鎮火に成功しました。
将来的には交通を考慮することなく、ドローンが安全に消化を行える一つの方法として確立していくと思います。
一方で実験当日はマニュアル操作や強風といった環境の問題によりドローンが揺れて消火ボールを外す場面もありました。
今後の課題としては火元へのルートを記録したドローンが自動航行により向かい消化ボールを正確に目標へ投擲することを試行錯誤して実用化を目指しています。
今回の実験の様子や内容は中日新聞や東海テレビといった方々にメディア掲載していただきました。
実験に参加したことは、当社にとってもドローンの可能性が多く見える良い機会でした。今後とも自社での3Dモデルの活用を模索する他、こういった実験にも積極的に携わり社会に貢献できるよう邁進してまいります。
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